
はじめに:47年間のサラリーマン生活に終止符を打った日
第1章:ハローワークで突きつけられた「65歳以上の壁」
2026年1月、年始明けの初出社日。管理部長の前に座り、自分の気持ちを伝えました。 「今年,定年退職をさせてください」
仮承認をもらい、ついに自分のサラリーマン人生の「エンド」が決まりました。以前から考えていたことではあったものの、いざ現実となると「退職後、どうやって第2の人生をスタートさせるか」を真剣に考え始めました。「遅すぎるだろ!」と自分でもツッコミを入れたくなりますが、これが私のリアルな新たなスタートでした。
ありがたいことに会社側も私の希望を温かく受け入れてくれたため、長年溜まっていた有給休暇を順次消化していくことになりました。春先には主な担当業務の引き継ぎを概ね終え、最後の1か月は締め作業や最終確認のために数日出社する程度。周囲のサポートに感謝しつつ、初夏の訪れとともに、長年通い慣れた職場での最終出社日を無事に迎えることができました。
47年間、がむしゃらに働き続けた会社を去る寂しさと、少しの開放感。 しかし、本当の試練はここから始まったのです。
年金申請を済ませ、晴れて国から「老齢者」の仲間入りを果たした私。退職後は雇用保険(失業手当)を受け取りつつ、ハローワークが企業と連携している「資格を取りながら働ける仕組み」を利用して、何か新しい仕事を探せばいいやと安易に考えていました。
しかし、ハローワークの窓口に足を運んだ瞬間、その甘い妄想は脆くも打ち砕かれました。
- 1. 「64歳まで」という年齢制限の壁 求人票の多くが「64歳以下」となっており、65歳を迎えた途端に応募できる選択肢が激減する現実。
- 2. 体力の限界 数少ない65歳以上の求人は、自分の今の体力ではとても追いつかないハードな職種ばかり。
- 3. 主催者の重い一言 シニア向け求職説明会に参加した際、司会者の方が開口一番に放った言葉が今でも忘れられません。 「皆さんが想像しているよりはるかに、65歳以上の働き口の門は狭いです」
この時、何か資格を持っている人と私のように何も持っていない人間とでは、仕事を探していく中で大変大きな差があると身をもって知らされた瞬間でした。
第2章:「在宅ワーク」との出会いとPPCアフィリエイトへの決意
「このまま手をこまねいていても、何も始まらない」 そう痛感した私は、必死で新しい情報を探しました。そこで目に入ったのが「在宅ワーク」、そして画面の向こうにある「PPCアフィリエイト」という言葉でした。
退職後の当面は、失業保険の給付期間(最大150日)と年金受給が頼りです。 「なんとかこの失業給付の期間内に、自分の力で稼ぐ柱を作り、ある程度の収益化を達成したい!」 そう強く心に決め、未経験のネットビジネスの世界へ飛び込むことを決意しました。
しかし、ここでも大きな問題の壁が立ちはだかります。 「スキルもパソコン知識もほとんどない人間が、どうやってPPCアフィリエイトを始めるのか?」
高額なスクールに通う選択肢もありましたが、無職の身。極限まで出費は抑えたい。 そこで私が行き着いたのが、「AI(人工知能)に頼る」という方法でした。
第3章:試行錯誤の末に出会った相棒「AI」
最初はAIの使い方すら分からず、チャットを開いては「会話が噛み合わない」「一度画面を閉じたら会話が途切れる」と壁にぶつかりました。
そこからYouTubeで検索を重ね、ChatGPT、Claude、Geminiといった話題のAIを勉強していきました。パソコン知識があまりない私にとって、最終的に選んだ「AI」がGoogleのGemini(そしてNotebookLM)でした。
他のGoogleアプリとの連携が簡単で、設定もシンプル。まさに機械に疎い私にとって最強の相棒となってくれたのです。
AIにプロンプト(命令文)を打ち込みました。 「自分は今年で47年間勤めていた会社を定年退職し、ハローワークで失業申請をしてきた者です。セカンドライフをどうするか迷った末にPPCアフィリエイトに挑戦したい。今日から2か月で運用ができるようになるまでの計画を作ってくれ」
するとAIは、最初の1週間での環境構築から広告アカウント開設までのスケジュールを即座に提案してくれました。その指示に従い、サーバー契約やWordPressの立ち上げまで、一つひとつ手探りで進めていきました。
おわりに:65歳、ここからが本当のセカンドライフ
スタートを切ってから、失敗もたくさんありました。広告費だけが消化されて落胆した日も、設定ミスに焦った日もありました。
ただ、こうしてAIと向き合っていく中で、ふと思ったのです。 「アフィリエイトの収益化だけにAIを使うのは、あまりにももったいないのではないか?」
AIに使われるのではなく、AIを自分の人生の参謀として、しっかりと使い切ってみたい。 これが、今私の胸にある本音中の本音です。
47年間働き抜いた根性と、この相棒がいれば、65歳からの新しい挑戦は確実に形にできる。と確信しています。
このブログでは、スキルも資格もない65歳の私が、失業保険の期間内にAIを使い倒してどこまで人生を切り拓けるか、そのリアルな過程と厳選したお役立ち情報を包み隠さず発信していきます。
「もう65歳だから」と諦めるのは、まだまだ早い。 私と同じようにセカンドライフの歩み方に悩んでいる方の、小さな道標になれれば幸いです。


コメント